- 点駆動スピーカーの提案
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そして、エジソンが発明した完全アナログの電気を使わない機械的動作で振動板を点で駆動する方法を、ボイスコイルを使い電磁的に動作するように改善したのが、「点駆動スピーカー」(特許取得済み)です。
平板振動板は本体に固定接続されていて、先端が円錐状に形成された可動部分の先は平板振動板に点で接続されているので振動板にはタワミ振動が容易に発生し易く構成されていて、低音を安定させるために振動板の大きさを大きくしても、焦点の大きさは小さい点の大きさの拡散波、球面波を発声する、求めてきた理想的なスピーカーとなりました。
又、前から出る音と後ろから出る逆位相の音とが打ち消しあわないのでボックスに設置する必要もなく,箱鳴りの全く無いクリアーな歯切れの良い低音が特徴です。
図に周波数特性を示しました。
30Hz辺りまで十分な低音が再生されていて、今までのオーディオシステムに於けるマイクとスピーカーの問題を解決でき、理想的なスピーカーとして探し求めてきたクリアーな、従来のスピーカーの人工的な音とは一線を課す、生の音として感じられる低音中音特性を得ることが出来ました。
ウッドベースの刻みがよく聞き取れるので、ジャズのノリを知りたい方、ジャズミュージシャンを目指す方、あるいは文字通り、ジャズマンの方に特にオススメです。
ウーハー(フルレンジ使用)の周波数特性
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点駆動スピーカー論文
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- ジャズを聴くスピーカーjazzman J-01X
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点駆動スピーカーをウーハーとして2Way方式の背面開放平板振動板スピーカー jazzman J-01Xを製品化致しました。
高い低音再生能力が必要なジャズを聴くのに適した、ジャズマンのためのジャズマンが作ったスピーカーですが、高性能ツィーターと組み合わせた2ウエイ方式の採用で繊細な弦楽器も綺麗に再生するので、クラシックを聴く方にもお薦めのスピーカーです。
正しいフォービートジャズの聴き方 by ジャズマン
ウッドベースの音をわざわざ耳で聴こうとしなくても、胸に直接聴聞こえて来るので、耳ではアドリブソロに集中して聴く事が出来ます。そうするとジャズの楽しさは100倍増しますよ。
既に60年代の録音にしか残されていない本物のジャズを現在に蘇らせてくれるスピーカーです。
jazzman J-01 の周波数特性
J-01X(ペア価格 ¥180,000)
デイプラネット
http://day-pla.net/
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- jazzmanは何故透明感のある音がするのか?
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一般的に振動板の材質としては内部損失の大きいものが理想的です。しかしそうすると例えば柔らかい材質にすると音圧を得ることが出来なくなりそのバランスをとることが必要とされてきました。
しかし、jazzmanの場合、構造上やわらかい材質で内部損失のとても大きいものでも動作させることができるので、大変クリアーな雑味の少ない透明感のある音を得られます。
例えば過去のヤマハの背面開放の平板(ピアノ型)振動板のスピーカーを作っていた方も、「どうしても振動板から特定の周波数のピークが出てきて、、」とおっしゃっておられたように、現在ある平板振動板の場合、私もいろいろなメーカーのを聞きましたが、どれも一聴してわかるある周波数帯4から6KHZ近辺にどうしても振動板固有振動のピークの音が聞こえてきてしまいます。
それもそのはず、かつては平板に音波を入力して離れた場所に設置したマイクで音を拾って、すなわち平板の固有振動をエコーとして利用した、プレートリバーブ、という装置があったくらい(はあ?いつの時代のお話し?)、もともと平板構造は固有振動をしやすい性質があります。
jazzmanも、当初はこの平板振動板の固有振動ピークを削除するのに大変悩んだのですが、詳しくは企業秘密ですが、特殊な素材を選択することでで、内部損失と動作させる構造のバランスのどちらも立てることのできる、理想的な構造のスピーカーとすることが出来ました。
又、スピーカー発案者自身がジャズミュージシャン(ジャズマン)で、主にジャズについて力点がありましたが、繊細な弦楽器の音、クラシックフルオーケストラの中音の立体感、低音のスケール感も美しくリアルという意見が多くなってきましたしたので、クラシック音楽を聴くのにもお勧めしています。
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